OSS開発のメリットとは

OSSとは「Open Source Software(オープンソースソフトウェア)」の略称で、修正や拡張、また再配布などを認める形のソフトです。利益を上げるのであれば、ソフトウェアは有償にして、変更して使えないようにする方が良いようにも感じられます。しかし、OSSの形で開発していくことでのメリットもあるのです。OSSは以前に比べて増えてきていて、文化として根付いてきているとも言えるでしょう。

開発をオープンにすることで、何か問題があった時に多くの人がかかわって解決できるということがまず挙げられます。閉鎖的な形での開発の場合、限られた人数の中で対応していくことになるので、解決策を見つけにくくなるという事もあります。しかし、別の人が多くかかわってくることにより、労力を分散するだけではなく問題点を別の視点から解決していくことが出来る可能性もあるのです。こうしたことが可能になるという点がOSS開発の大きなメリットと言えるでしょう。

また、ソフトウェア自体が共有されて幅広い活用がされていくという事は、将来的に大きな利益を生むことにもつながる可能性があります。関わる人が多くなれば、それだけ価値のあるソフトウェアとなっていくことでしょう。人とのつながりなども生まれていき、別の場所で助け合うことが出来るという事もあり、ビジネスにも好影響を与えていくかもしれません。このような理由で、OSS開発の仕事はメリットが大きいと言え、今後も広く進められていくことになるでしょう。