OSS開発のスキルを身につける

OSS開発のスキルを身につけるには、実際にOSS開発を繰り返し行って公開するのが一番です。これまでに身につけてきたスキルを存分に活かしてOSS開発に取り組むことで、スキルアップを図れることが挙げられます。また、仕事ではなくプライベートであれば好きなように、自由に開発できるのもOSS開発のスキルの習得に繋がるポイントと言えるでしょう。公開したものに対して、第三者からの評価が得られるためです。トライアンドエラーを繰り返すことにより、着実に自分のものにしていくことができます。

そして2つ目は、様々なエンジニアが公開しているOSSのコードを読むことです。自分とは異なる他者のコードを読むことで自分の身にもなり、新しい発見も出てくるでしょう。機能面やコード面の改善点などが浮かんでくるようになると、スキルアップしている実感も湧いてくるかもしれません。ある程度スキルが身についてきたからとコードを読むことを止めてしまうと、新しい発見にも出会えなくなってしまうので長く続けていくことが大切です。

最後の3つ目は、OSSのコードのコントリビュートを行うことが挙げられます。OSSをよりよいものにするために、コードの追加や修正が行われることも少なくありません。こうしたコントリビュートに関わることで、どのような理由でどのように改善されたのか経緯を知れるのもポイントと言えます。コントリビュートの経験は、自分のOSS開発に存分に活用できるでしょう。